自作SSTでクランクケースを割りました。
この方法では、力をかけていくと爪がすべり、センターがズレてSSTが外れてしまいます。
失敗したなと思って、プーリーを見ていたら、ネジがきってある。
このように、φ6mmのネジを取り付けてワッシャーの下から持ち上げるように引っ掛けました。センターもズレに無事プーリーが外れました。プーリー下に隠れているボルトを外し、クランクケースを割りました。
詳しい状況を聞いたところ、オイルが無いまま走っていたそうです。
そして、熱により樹脂製のカムが解けたという事です。
カム周辺が劣化したオイルで激しく汚れています。
熱で溶けて捻じ切れたカム。
カムシャフトのブッシュがクランクケースに固着!
重症
同様に削れたカムの山
カムシャフトの位置を保持しているスプリングワッシャーが割れています。
さらに、割れた状態で走った為、スラストワッシャーも削れています。
原因と交換部品がわかったので佐藤部品で純正品を注文!
部品総額約3000円。
ついでにDi blasi用のベアリングをベアリングタロウで発注。
NTN 深溝玉軸受 6002 LLU 変速プーリーのベルト軸用
NTN 深溝玉軸受 6003 C3 クランクシャフト用
部品がネットで買えて、すごく便利!
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