読書「司法書士・土地家屋調査士に依頼せず二十歳の女子大生が自分で登記をして40万円節約 2016-2017」を読んで

実家の土地を分筆した時に測量と分筆登記で50万円くらいかかりました。
当時は現住所と違う土地に住んでいたので分筆登記の住所が変わりました。
実家に戻ったので住所の変更をしようと思いこの本を買いました。

登記は原則として当事者の申請によって行われます。表示の登記は単独申請であるが権利の登記は共同申請します。ほとんどの人が土地家屋調査士や司法書士に依頼して登記をしてもらいますが、本来は当事者がやることなので自分でやって手数料を節約しようという内容の本です。

この本は、ライトノベルのような読み物ですが、次の5話に分けて登記等の方法が載っています。

第一話 滅失登記
自分で滅失登記をするという内容で物語が進みます。
用意する書類や手続きの流れが物語になっているのでとても分かりやすいです。

第二話 ハウスメーカの選び方
ハウスメーカー選びで失敗しないために良い営業マンを探すという内容で物語が進みます。為になる知識が載っています。

第三話 建物表題登記
新築には登記簿がありません。新しくできた建物の登記簿をつくるために登記するのが建物の表題登記です。ここでは測量と製図が必要ですが、巻き尺と三角定規で出来る方法が載っています。

第四話 保存登記・抵当権設定登記
建物の登記簿が出来たら所有権の保存登記と住宅ローンを借りるための抵当権設定登記をします。ほとんど司法書士が代理で行うことが多い登記ですが、銀行を説得して自分たちで登記するための方法が載っています。

第五話 相続登記
遺言があるときや遺言の執行など相続の仕組みと相続の手数料などを狙った相続執行人話が出てきます。とても為になりました。知らないと損するのだという事がわかりました。

物語に出てくる大学生は過去に不動産で辛い思いをしたようです。木尾付けた方が良い手口や悪徳の業者の話も出てきます。読んでいて為になり面白いです。

この本を読んでみて、当初の目的である住所変更登記は載っていませんでしたが、住宅の登記の流れが詳しく分かりました。登記の為の書類作りは二日程度で終わりそうです。この程度の事務内容で40万円も事務手数料として支払うのはもったいない気がします。とても面白い読み物を兼ねた登記手続き説明書でした。

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