節電・省エネルギーなスパゲティ―の調理法

省エネスパゲッティー

省エネスパゲッティー

通常の調理法

通常はスパゲティーを茹でるとき、100gあたり1Lのお湯を沸かします。沸騰した湯に入れてから7分から9分間茹でお湯を切ります。太さ1.7mmの100gの乾燥スパゲティーで250g茹で上がったスパゲティーができます。

車中泊での問題点

車中泊においてスパゲティーの調理は結露の原因である水蒸気の発生源になります。また、茹で終わった後のお湯は飲用に適さず、捨てることになります。捨てるという事は貴重な燃料を使って、加熱した貴重な水を捨てることになります。これらの問題を解決するにはどのような方法があるか考えてみました。

解決方法

乾燥スパゲティーに水分を吸わせることで生めんに戻すことができ、調理時間を短縮することができる。つまり、無駄な熱エネルギーを加えなくて良いという事です。

調理の前に準備、吸水スパゲッティーをつくる

乾燥スパゲティーは水に浸すことによって、水分を吸収し柔らかくなります。吸水後は透明感が無くなり白色になります。吸水時間は2時間以上必要です。また、吸水時間が長くなっても問題はありません。

吸水スパゲッティー

吸水スパゲッティー2時間もの

吸水スパゲッティーを茹でる

沸騰した湯の中に水を切った吸水スパゲッティーを投入します。約20秒ほどで麺が白色から透明感ある黄金色に変わります。麺が白いうちは脆いので優しくかき混ぜます。投入から40秒ほどで再沸騰し、さらに20秒ほど加熱します。トータルで1分加熱したことになります。これで加熱調理は終わりです。湯切りしてスパゲッティーの茹で上がりです。通常通りに茹でたものと吸水したものを比較したところ、乾麺の時と茹で上がりの時の重量は変わりませんでした。

さらにエネルギーと水を節約するために

吸水スパゲッティーを使うことで加熱によるエネルギーを減らすことができましたが、車中泊において水蒸気の発生源であることには変わりません。そこで、電子レンジを使って吸水スパゲッティーを加熱します。加熱するための容器は100円ショップで買ったものを使いました。このスパゲッティーを電子レンジで調理する容器は乾麺100gを調理時間+5分で作ることができます。乾麺から作ってみましたが指示通りに作るとお湯の廃棄がかなり出ます。そこでいくつかの実験をして最適水量を求めました。

最適水量は

乾燥スパゲティー100gが吸水して出来上がりの時には250gになります。つまり、150ccの水を吸水するという事です。このことから容器に麺100gを入れ水を200cc入れました。

調理時間は

電子レンジの出力を500Wに設定して5分間加熱します。徐々に白色から透明感なる黄金色に変わっていきます。水が蒸発してほとんどなくなってしまいました。省エネのために水は少なく、水の節約のためにも極力水の使用を抑えた結果、蒸発に伴い水面の上に出ている部分の過熱が不足しているようで白い部分が残ってました。

調理中の吸水スパゲッティー

1分30秒経過、調理中の吸水スパゲッティー

加熱不足の対策

容器を移し替えて吸水スパゲッティーから1cm上に水面が来るように水を80cc足しました。小さい容器に移し替えることによって小型の電子レンジでもターンテーブルが回転して均一に加熱できます。

加熱容器を変えて調理

加熱容器を変えて調理

最終結果

スパゲティー100gに水を280ccを加える。吸水時間は2時間以上。加熱時間は500Wで5分間。加熱時の注意事項は麺の上に1cmほど水があるように容器を選ぶ。また、加熱最終段階の4分過ぎ頃から沸騰する。沸騰によって吹きこぼれる可能性もあるので高さの半分以下に水面が来るように容器を選択すべきだある。加熱後に廃棄するお湯を計量したところ約130ccの湯を廃棄した。乾麺から電子レンジで作る場合より加熱時間9分節約できた。その分の電気エネルギーを節約できた。

吸水スパゲッティーは調理時間の節約・エネルギーの節約・水資源の節約につながるとても良い調理法だという事がわかった。実験でスパゲッティーをたくさん食べたから、しばらくは別の麺が食べたい。

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